「痛みは警報装置」という考え方
さかぐち整骨院に来られる患者さんの症状には様々なものがあります。
肩こり、ギックリ腰、痛み、シビレ、だるさ、かゆみ、便秘、下痢、尿もれ、婦人科症状、不眠、眠りが浅い、咳が止まらない、治りが遅い、やる気が出ない、原因不明の症状・・等など。
最近つくづく感じるのは、「これらの症状は決して悪いものではない」ということです。
もちろんこれらの症状は、ご本人にとっては とてもつらいことですよね。
しかし、これらの症状は、「このままの生活を続けるとちょっとヤバイよ!」「少し休んで、今の生活や根本原因を改善して欲しい!」と、体が訴えているのです。
つまり、あらゆる症状は、あなたの身体(=生命)からの警報なのです。
それらの症状を「悪いもの」として捉え、一刻も早く症状をなくすことを目的として治療することを対症療法と言います。 痛みやかゆみ止めの薬、下痢・便秘の薬、ホルモン剤、睡眠薬、抗うつ剤など、現代の日本の医療、西洋医学がこれに当たります。
症状を悪いものとして捉えていると、本当の根本的な原因は見えてきません。
とはいえ、私は対症療法をすべて否定している訳ではありません。
現実問題として忙しい現代社会で生活していく上では、一時的に上手く対症療法を使って症状を抑えることは、一つの選択肢としてはアリだと思っています。
しかし、薬で痛みがなくなって治ったと思っている状態は、実は警報装置のスイッチを切っただけで、根本原因は改善しておらず、またしばらくすると同じ症状か、または違う形でもっとヒドイ症状が出てきたりします。 これって最悪ですよね!
ですから対症療法をするときでも、同時に根本原因に向き合うことが大切なのです。
私は、「様々な症状は決して悪いものではなく、生命からの警報(メッセージ)だと捉え、あなたの人生に今ここで出会って、私がお手伝い出来ることは何か?をいつも考えて診ることを心がけています。
なんでもお気軽にご相談ください。
あなたのお役に立てると嬉しいです。